モネです、今日もXMT_from_TYO !! です。世の中コロナで閉塞感真っ只中だった5月。サイトオープンに向けてブログのヘッダ画像を用意したり、名刺を作成したりしている中、久しぶりに毎晩映画を観ることができました。
青春もの映画を観る
数年前から気にはなっていた青春もの。自粛中ヒューマン系のドラマをまとめて観ることにした。やっぱり映画って非現実的な方が楽しめるからあまりこの手の映画は観ない。今回たまたまコロナ問題もあってバイオレンスやスリラーみたいな緊張感のあるやつじゃなくてソフトな作品が観たくなりヒューマンドラマ系の気になっていた作品を何本か観てみた。
どれも良かったけど特に気に入ったのが、今回紹介する「プールサイド・デイズ」。気になっていたくらいだから期待してはいたけど、とにかく素晴らしく良かった。こういう映画大好き。
プールサイド・デイズ予告編 動画
制作年:2013年
制作国:アメリカ
時 間:103分
原 題:The Way Way Back
配 給:20世紀フォックス映画
プールサイド・デイズのあらすじ
夏、青春といったらまぶしいって感じだけど、主人公のダンカン14歳の夏は憂鬱。離婚した母親パムと二人暮らしのダンカンは、この夏、母親パムと母の彼であるトレント、その子供のとともにリゾート地でバカンスを過ごすことになる。別荘に向かっている車中でトレントから”お前の点数は10点中3点だ”と罵られ、バカンス気分とは程遠い。
別荘に着いてから、パムとトレントは近所の人たちと食事やクルージングとバカンスを謳歌している。そんな浮かれ気分んな大人たちに対し、冷めた感じのダンカンはガレージで発見した自転車に乗り一人で行動を始める。
街を散策していた際に寄った一軒のダイナーでパックマンに興じるオーウェンという男に出会う。
明るくノリのいいオーウェンはちょっといい加減で子供っぽさのある兄貴みたいな感じ。ウォーターパークで勤務するオーウェンは居場所のなくなったダンカンをバイトに誘う。
このオーウェンとの出会いからダンカンにとって特別な夏が始まる。
プールサイド・デイズの見どころ
プールサイド・デイズは、ちょっといい加減なオーウェンとの出会いでひとりぼっちのダンカンが成長するひと夏の物語。
オーウェンは大人になりきれない社会的にはダメ人間。そんなオーウェンはダンカンに対して積極的に助言したり導くみたいなことはしない。ただ暖かく見守ることで、ダンカンの心を開いていく。仲間から”ポップンロック”と呼ばれウォーターパークで人気者となったダンカンはオーウェンやウォーターパークのスタッフやお客、隣のスザンナと過ごしているときの表情は明るく、別荘に着いてから僅かな間で見違えるくらい生き生きとした笑顔になっていた。
プールサイド・デイズ秀逸ポイント
ダンカンは母一人子一人の状況から母の彼とその子供と一緒になったことで3対1のアウェー。隣の別荘には同じ悩みを持つスザンヌ。そこに社会的に問題のあるオーウェンが加わることで物語の質が高まっている。
ひとりぼっちのダンカンとデタラメなオーウェンが、いい感じで相補し合いダンカンの成長を導くことになる。
やっぱり、ヒューマン系のドラマは登場人物の補完関係が大事。お互いタイプは違えど支え合う必要な関係が描かれており、キャラクターの設定も脚本はよかった。
あらすじに戻り「お別れのシーン」
ネタバレです、ダンカンがお別れにスライダーで追い越しをする。園内にポップンロックのチャレンジが放送され注目が集まる中、スライダーにオーウェンが飛び込みダンカンが追随する。スライダーチューブ内の様子は分からないが見事追い越しに成功したダンカン。
まぁ、やってることは子供っぽいんだけど行動あるのみとやり抜く姿はめちゃくちゃかっこいい。
そして追い越し成功後、オーウェンが初めて会った母親の彼であるトレントに”3点の親友だ”と言い放ちダンカンの前に入り守る姿にグッときた。
プールサイド・デイズの結び&感想
・家族をテーマにした青春もの
・脚本が素晴らしい
・オーウェンはとにかくいい奴
・最高のラストシーン
・爽やかな気分になれる
てな感じです。ぜひ観てみてください!
アマゾンさんで購入可能!ツタヤさんでもレンタルしているようです。
ということで、モネの“「プールサイド・デイズ」映画レビュー 爽やかな気分になれる!心に残る青春映画” fm_TYO_w/_luv !! でした。
プールサイド・デイズの作品概要
監督:ナット・ファクソン, ジム・ラッシュ
脚本:ナット・ファクソン, ジム・ラッシュ
出演:リアム・ジェームズ(ダンカン)
トニ・コレット(パム)
スティーヴ・カレル(トレント)
アナソフィア・ロブ(スザンナ)
サム・ロックウェル(オーウェン)