1. background
  2. 138 view

新人だからできた入社2年売上2倍!初めての転職は音楽系出版社

黒いカウンターとマックとブラックコーヒー

モネです、今日もXMT_from_TYO !! です。ついに嫌な季節がきましたね。テレビでは梅雨入りしたとみられると発表してました。早速ですが今回のブログは初めての転職について書きます。まぁ、ずいぶん昔の転職体験談です。

音楽業界への転職話はライブハウスで

初めての転職はライブハウスで知り合った方が役員をしていた音楽雑誌を発行している音楽系の出版社。もともと外資の金融機関に勤めていたから音楽好きとはいえ音楽業界は未経験。
この会社は音楽雑誌やムックなど出版物を販売するほか、編集作業で生成されたCDやDVDなどのデータをカタログデータベース化していた。まだスマホどころか携帯電話がやっとカバンの中に入り、片手で電話できるサイズになった頃。
i-modeも数年後に誕生といった時代だから出版社といってもかなり革新的なことをしている会社だった。

音楽系出版社にて面接そして採用

出版物から生成されたデータベースをもとにCDショップなどの店頭問い合わせ用に利用するための電話帳のようなカタログや検索システムを販売していた。私は編集部門ではなく、この検索システムの営業として採用された。
のちにこれが店頭だけでなく某OSに標準装備されている◯プレーヤーとか“AからZ”まで販売している通販会社とかのカタログデータも担うことになる。ちなみに営業職にも関わらずCDのコメントも書かされていたから、“AからZ”にも私の書いたコメントが載っていた。あと“本を売るなら◯◯ ♪”にもデータ提供指定したなぁ。
上記の通り初めての転職は自身で就職活動はすることなく誘われたので、そのまま面接、採用に至った。
とはいえ、面接の際にウインドウズ95を使ったことがないことで面接会場は変な空気になった。そもそも興味はあっても志望動機とか後付けの状態。追い討ちをかけるようにパソコンの話。なんか嘘をついていたかのような雰囲気になり”落ちた”と思ったが一転採用。

音楽系出版社で最初に指示されたこと

転職は、ちょうどウインドウズ95が発売されたタイミング。入社した会社は小規模で社員教育を十分できないこととか、ウインドウズ95は触ったことがなかったから、まずはパソコンをいじることから始まった。
当時、最初に就職した会社ではMS-DOSでロータス1-2-3という表計算ソフトを使っていたもののエクセルを使うのは初めて。なのでDOS-V機やmacに触れるのも初めてだった。
ていうか、5インチフロッピーとかをあたりまえに使っていたので、ハードディスクに保存ができるパソコンを使うのも初めてだった。まぁ、容量が少ないから最終的には3.5インチのフロッピーに保存することになった。
そこで使い方を覚えるため、練習用として最初に与えられた課題は音楽ソフトの検索システムに対する問い合わせの記録をエクセルシートにまとめることだった。

転職後、最初の業務はエクセルに問い合わせ内容を入力

確か2〜3年分で約400件分、業種や目的など1枚1枚紙に記入されていた。まず、内容を確認すると、主にCDショップ、レンタル店や書店の複合店、そのほかに放送局、図書館、音楽出版社、音響制作会社などライブラリー管理をする現場からの問い合わせもあった。
社名や住所、電話番号など、こちらに記入された内容を打ち込みリスト化して各先輩営業には渡したものの、あまり関心はなかったように見えた。
完成したリストを自分なりに全てに目を通す。ちょっと愕然としたが、忙しかったからだろうか、ほぼ、問い合わせ先にキチンとした営業をかけていないことがわかった。営業部門はやることが多かったからか、そもそも関心度が低いのか営業に活用されない。
そこで考えたのは、問い合わせリストとはいえ、会社はパソコンの勉強として与えたわけだから、完成したリストに期待はしていないだろうということ。つまり、うまくいかなくても誰も何とも思わないだろうと思い、上司に全件電話をして良いか確認し承認を得てテレアポを始めた。

音楽系出版社で営業をはじめる

問い合わせ先は全国から。もし営業することになれば当然出張しプレゼンする必要があった。
誰一人このリストが売り上げに貢献するとは思っていなかったのだろうから、入社したばかりのよくわかっていない奴が出張するイメージなど全くなかったはず。
ところが、リスト完成後1週間で状況は様変わり。つまり、このリストによって毎週出張することとなり、その後1〜2年の間このリストにより結構な売り上げを上げることとなった。
このリストだけではないけど、この事業の売り上げは2年後には9桁上乗せされ売り上げ2倍。自分が営業した分は60%くらいかな。でも管理職含め4名体制だから、これはかなりインパクトがあったと思う。そして、派生するサービスなどで大きな収益を得ることになった。
それに先立ってというわけでもないが、入社後3ヶ月後にもかかわらず某書店さんが行っていたカテゴリーキラーの研修に参加するよう命じられ、まぁ、社長賞みたいな感じだった。ということで入社5ヶ月目でアメリカに出張してしまった。
ちょっと浮かれた気分で行ったらとんでもなく過酷な研修だったけど勉強にもなったし今では楽しい思い出となった。

成功体験 転職して会社から得たもの

・自由に企画開発や営業することを認められていたこと
・管理職のポスト
・普通の会社員では考えられない企業のトップと話ができたこと
・海外往復チケット6枚、国内往復チケット4枚分のマイル

転職について感じたこと

新人は新しい組織に慣れていないかもしれないし、業界の商流などわからないことがたくさん。確かに、不慣れな点や知識は劣るが、知らないからこそ客観的に見ることができる。だから活用されていなかった問い合わせリストを手にすることで大きなチャンスを手にすることができた。

ということで、モネの“新人だからできた入社2年売上2倍!初めての転職は音楽系出版社” fm_TYO_w_luv !! でした。

backgroundの最近記事

  1. アーティスト名の決め方 俺の活動名由来について書いてみた!

  2. 企業ロゴ,コーポレートカラーは会社の顔 役割やデザインの作り方ew編2

  3. 新人だからできた入社2年売上2倍!初めての転職は音楽系出版社

  4. 企業ロゴ,コーポレートカラーは会社の顔 役割やデザインの作り方ew編1

  5. 事業譲渡後はバイト漬け2年間で休み2日!【自己紹介】元CEOモネです

関連記事