モネです、今日もXMT_from_TYO !! です。 朝夕寒い日が続いてましたが、昨晩は日中と変わらないくらい暖かかったですね。どうも本日は1日雨が降り続くようで、気持ちよくは過ごせそうにないようです。
さて今回のブログは、先日購入したハイレゾプレーヤーのレビューとプレーヤーで再生したエヴリシング・バット・ザ・ガール『哀しみ色の街』について。
ハイレゾ対応のデジタル・オーディオ・プレーヤーを購入
DAP「Shanling Q1」は低価格、paypayモールのポイントもゲット
このハイレゾ対応のデジタル・オーディオ・プレーヤー(DAP)の成り立ちはクラウドファンディングとのこと。その時に発売されたのが「Shanling M0」という製品で、今回購入したQ1は、約1年前に発売された後継機種にあたる。まぁ、 中華ではあるが、それなりの台数も発売されているらしいし、1年も経てば、いろんな面で安定はしているだろう。もともとの価格もそんなに高くないし、paypayモールで30%ポイント還元があったんで、とりあえず試してみようと思って即購入。
カラーは4色、ファイアレッドを選択
手にした感じは写真で見るよりも少し大きく、以外にもずっしりと重みを感じた。質感は写真通りで筐体は亜鉛合金を使用しており安っぽさはなく、丸みを帯びたレトロな感じが気に入った。色はクリーミーホワイト、ファイアレッド、ターコイズブルー、フォレストグリーンの4色で、いずれも材質と相俟ってクラッシック感を引き立てている。今回はなんとなくウォークマン2を思い起こさせる色だということや、所有のヘッドフォン AKG-K240 studio+BELDEN 88761, SENNHEISER HD 25-1 Ⅱ+HPC-HD25 V2 にも合いそうなのでファイアレッドを選択。
箱は横にスライドするブックカバータイプ
開くとシリコンカバーのかかったQ1が登場
Q1をシリコンから外すとこんな感じ
筐体は亜鉛合金、操作ボタンは大きめ
ディスプレ操作画面
DAP「Shanling Q1」を使ってみた感想
携帯性
デザイン的にはレトロな感じが気に入った。サイズ感は決して大きいわけではないが、正方形に近いからか手にした感じは少し持ち難く感じた。おそらく材質にこだわっているのか、質感が良い分以外と厚みがある。仕方ないんだけど厚みと重さで、パンツのポケットに入れると少々かさばる感じがする。
バッテリー
連続再生21時間とあるが、音量とかディスプレの明るさとの兼ね合いもあるとは思うが、そこまで長くない気がする。フル充電で最大でもアルバムで15枚再生できるかどうかとういった感じ。
音質
もともと音楽プレーヤーはiPhoneを使っていた。iPhoneユーザーからすると必ずしも音質など満足はできない。むしろ一長一短て感じ。ちなみに一長一短を英語で言うと“pros and cons”。話は戻って音質について、iPhoneはフラットで本当によくできている。数十万円のCDプレーヤーよりよっぽどいい音だと思う。iPhoneのようにフラットではなく、アナログ的な密度感まではない。でも、まぁ決して総合的には悪くないとも思った。ストレージは2TB対応のmicroSDでまでとなっているため、とんでもない数の楽曲を持ち歩くことは可能。実際には256あたりが一般的だとは思うがムーアの法則もあるし、可能性としても十分。まとめてデータを格納し楽しめることを前提とすれば、高音質のデータが楽しめるなど総合的に本機も悪くないと思う。っていうか毎日愛用している。
ボタンなどの使用感
使っていて気になるのが操作ボタン。本体の左側に送り・戻しのボタンが設置されているのだが、ちょっと触れただけでも操作されてしまう。例えば本機をポケットに入れようとすると手が触れたり、ポケット内部に触れたレベルでもボタンが押され操作が実行されてしまうのが難点。ボリュームは少し遊びがあるが、それが功を奏したのかポケットなどに入れていても勝手に音量操作されることはない。
タッチパネルの操作性
タップ、フリックについてはかなり甘い。この辺の話になると、どうしたってスマホが基準になる。所詮中華だからこのレベルかもしれないが、スマホを前提に考えると低価格帯の商品では満足できるものはないのかもしれない。ここが気になる人にとってはタッチパネルの感度の悪さは最大の難点となるだろう。
エヴリシング・バット・ザ・ガール『哀しみ色の街』
ネオアコからドラムンベースへ EBTGオススメの名盤
購入後、最初に視聴したアルバムは1996年にリリースされた、EVERYTHING BUT THE GIRL(EBTG)の8作目である『WALKING WOUNDED 哀しみ色の街』。
本作品よりアコースティック系のサウンドから、クラブミュージック系のサウンドへ舵をきったEBTG。当時、ゴールディーが主催していたクラブイベントに浸水したベンはダンス系エレクトロニックをインスピレーションされメロディー、リズムを進化させ発表。
ネオアコのグループとして認知されているわけだから、ドラムンベース導入となれば確かに雰囲気は大きく変わる。なんたってビートは無機質な感じになる。でもこのテイストがEBTGにピタリとハマった。トレーシーの洗練された声が無機質なビートの中で流れるメロディーに絶妙に寄り添い今まで以上に生々しさを感じる。ジャケットもめちゃくちゃかっこいい!
ちなみにaboutの中に好きな二人組としてEBTGとThe Killsが記載されている。まぁ、かなり見にくいので発見するのは厳しいかもしれないが、俺の好みがわかると思うので、暇な方は見てみてね。
EBTG『Walking Wounded』作品情報
Tracey Thorn(Vo.) Ben Watt(A.Gt. Vo. abstract sounds beats syn.) Released : 6 May 1996
Side 1
Before Today
Wrong
Single
The Heart Remains a Child
Walking Wounded
Side 2
Flipside
Big Deal
Mirrorball
Good Cop Bad Cop
DAP「Shanling Q1」レビュー結び
基本的にこの価格なので、あまり多くを望んじゃいけないのだろうな。ポイント付与とかを考慮すれば気軽に手が出せる範囲だしね。ハイレゾ音源をお手軽に楽しむには十分な気がする。
ということでモネの“「コスパ良し!ハイレゾプレーヤー「Shanling Q1」レビュー” fm_TYO_w_luv !! でした。
DAP「Shanling Q1」の仕様
オーディオ機器販売のMUSINさんが公表している仕様は以下の通りです。本体の写真もいっぱいあるので、ぜひ見てみてください。
ボディ
サイズ………………………………75mm×62mm×16.5mm
重量…………………………………133.2g
液晶画面……………………………2.7inch 360×400 タッチスクリーン
スペック
OS……………………………………MTouch OS(by Shanling)
DAC…………………………………ESS Sabre ES9218P
対応フォーマット…………………APE、FLAC、ALAC、WMA、AAC、OGG、MP3、OPUS、WAV、AIFF、DSF、DIFF
Hi-Resサポート……………………最大384kHz / 32bit PCM,5.6MHz DSD
Bluetooth……………………………Ver4.2 Two-way connection
対応コーデック ……………………LDAC,AAC,SBC(Two-way対応),aptX(送信のみ対応)
バッテリー容量……………………1100mAh
連続再生時間………………………最大21時間(使用方法によって前後します)
スタンバイ持続……………………最大25日間(使用方法によって前後します)
充電時間……………………………2時間(充電方法によって前後します)
接続端子……………………………USB-C
ストレージ…………………………内蔵メモリ非搭載、MicroSDカード(2TBまで)
USB-DAC ………………………… 最大192kHz / 24bit PCM
出力端子……………………………3.5mmヘッドフォンジャック
オーディオ特性
出力レベル…………………………80mW @32Ω
出力インピーダンス………………<0.2 Ω
チャンネルセパレーション………76dB
推奨接続インピーダンス…………8~300Ω
周波数特性…………………………20Hz ~ 40Hz
全高周波歪…………………………0.004% (a特性,Output 1kHz 485mV)
バックグラウンドノイズ…………< 3.2uV(High Gain)(a特性) <1.5uV(High Gain)(a特性)
S/N比………………………………118dB(a特性)
ダイナミックレンジ………………>105dB
付属品………………………………USBType-Cケーブル×1、専用シリコンケース、クイックスタートガイド、製品保証書